内容紹介

働く環境激変のなか人事は何をなすべきか? 雇用・人事の「いまここ」を俯瞰し、次世代の働き方と人財マネジメントのあり方を提示。

おすすめポイント

働く環境が変わった! では、人事はどう変わる ?
ジョブ型雇用、リモートワーク・マネジメント、HRテックの革新……
新しい時代の「戦略人事」の基本は、人事のパーソナライゼーションにあり。

新型コロナウィルス感染症の蔓延とその対策のなかで、企業経営や雇用・人事を巡る景色は一変した。コミュニケーションがうまくいかない、これまでの労務管理が通用しない――強制的リモート環境下で露わになったのは、脆弱な日本型経営の下、右往左往する雇用体制、人事・人財マネジメントの姿だ。さながら「人事事変」とでも呼ぶような、一大事件となっている。

しかし、今話題となっている(成し遂げたい目的を明示し行動する)パーバス・ドリブン経営も、ジョブ型雇用も、リモートワークを起点とするニューノーマル対応型働き方改革も、従来から課題とされ改革が叫ばれてきたテーマに過ぎない。雇用・人事改革の地殻変動は、「ビフォア・コロナ」の時代から既に始まっていたものであり、そして、着地点も見えている。問われているのは、現局面における変革推進力(やりぬく力)なのだ。

では、どうすればいいのか? ヒントは、経営視点での「戦略人事」の推進と、従業員視点での「アジャイル人事」「人事のパーソナライゼーション」への迅速な対応である。そしてこれらは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)経営のこれからを見据え、HRテックを有効活用しながら、ネクストノーマル(次なる日常)の時代が求める真のマネジメント・スキルとリーダーシップに磨きをかけることにほかならない。

本書は、雇用・人事の「いま・ここ」を俯瞰し、次世代の働き方と人財マネジメントの「これから」を可能な限り予測して、そのあるべき姿を提示することを主眼とする。
著者はこれまで、500件に及ぶ人財マネジメント・システムの再構築や人事制度の抜本的改革などの組織人事戦略コンサルティングを手掛けてきた、トップコンサルタントのひとり。豊富な経験と実績をもとに、「ネクストのマール時代への人事の革新」のポイントを提示する。