二酸化炭素(CO₂)を徹底的に削減しないと地球温暖化に歯止めがかからなくなり、人類は壊滅的な打撃を受ける──。多くの人が、こうした「温暖化危機説」を信じている。しかし、科学は本当にそんなことを言っているのか? 『気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか?』(日経BP)の著者、スティーブン・E・クーニンは米国を代表する科学者で、本書では「気候変動危機」に異議を唱える。気象学者やジャーナリスト、科学哲学者など、さまざまな立場の方に本書を論じてもらう好評シリーズ。(写真:shutterstock)
