内容紹介
テレビCMや新聞広告はもう効かない、これからはWeb2.0を駆使したネットのクチコミこそ活用すべきだ--そんなふうに考えるマーケティング担当者が増えてきた。しかし、何からどう手をつけるべきかについてわかっている人はほとんどいない。ネットのクチコミは、それまで声を上げることのなかった消費者が、いわゆるWeb2.0的なサービスやツールを使いこなすようになったことで生まれた。その中心にあるのがブログだ。ブログこそが、新製品の評判を決め、封切り前の映画の命運を握り、従来だったら見向きもされなかったニッチ商品をヒットに仕立てる発火点なのだ。
本書では、日本のブログの黎明期からブログを書き、ほかのブロガーにも大きな影響力を持つ著名ブロガーが、マーケティング担当者がどのような考え方でネットの世界で活動を行うべきかを、自身の体験をもとに解説する。インターネットが変貌を遂げたいま、消費者主導という流れは変わらない。考え方を改め、新しい手法を取り入れるのは、まさにいまなのである。