内容紹介
本書は、何らかの業務(対象業務)で使用するデータベースを設計する基本の流れをわかりやすく解説しています。まず、業務の流れを理解し、業務の流れに沿ってどのような情報が発生、伝達、蓄積、出力、削除されるのかを、DFD(Data Flow Diagram)という手法を使った整理法について説明します。業務を理解したら、テーブル構成の設計、データベースに必要な管理項目を洗い出す手順、効率的なデータベースにするための「正規化」、テーブル構成に従ったテーブル同士の連携(リレーションシップ)など、具体的なテーブルの設計についてわかりやすく解説します。最後に、Accessの機能を使った具体的なデータベース設計方法についても解説しています。また、本書は弊社から発行されている『Access 2003 セミナーテキスト 初級/応用編』、『Access 2007 セミナーテキスト 基礎/応用編』でサンプルとして取り上げている「会員管理」、「顧客管理」、「受注管理」を基に解説もしているので、これらのセミナーテキストを学習した後、または学習する前に本書を活用することで、より理解を深め、効率的に学習することが可能です。
(商品番号:B01400)