内容紹介

第一級の報道写真でつづる、ビジュアル現代史の決定版!



写真技術の登場以来、カメラのレンズは数々の"決定的瞬間"を切り取ってきた。

リンカーン大統領暗殺の実行犯グループの処刑、第一次世界大戦の引き金となったオーストリア皇太子暗殺の現場、原爆が投下された直後の広島の街…。

戦慄の場面を克明に写しとる一方で、カメラはまた、心を打つ光景もフィルムに収めていく。

エイズに対する偏見がまだ根強い中で、幼い患者をローマ法王が抱きしめた瞬間。そして、家族に津波の危険を知らせようと、高波が迫る沖へ駆けていく母親の姿…。

本書は、写真という技術が世に生まれてから現代に至るまでの、世界の特別な100日を、詳細な解説とともに、第一線のカメラマンの作品を通して語る一冊。今まで見えなかった歴史の"真実"が見えてくるかもしれない



【本書の特徴】

◎ カメラが目撃した激動の時代から、世界を変えた100日を紹介。

◎ 写真とともに歩む『ナショナル ジオグラフィック』誌と、
  世界最大のフォトライブラリー「ゲッティ イメージズ」のコラボレーションによる特別企画。

◎ 膨大なコレクションから貴重な記録と傑作写真を厳選し、モノクロ・カラー 計250余点を収録。

◎ 「その日」の出来事と時代背景、報道写真の歩みをコンパクトに解説。



【主な収録日】

1865年4月14日 リンカーン大統領暗殺

1903年12月17日 ライト兄弟の初飛行

1912年4月14日 タイタニック号の沈没

1929年10月29日 世界大恐慌

1941年12月7日 真珠湾攻撃

1945年8月6日 広島、原爆投下

1963年11月22日 ケネディ大統領暗殺

1969年7月20日 アポロ11号の月面着陸

1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故

2001年9月11日 米同時多発テロ

2004年12月26日 スマトラ沖大地震

ほか