内容紹介
■本当に強くなりたい人に贈るメッセージ大前研一氏の膨大な著作から選りすぐった名言を基にして、「プロフェッショナルとは、いかにあるべきか」を定義するビジネスマンへのメッセージ集。本当に強くなりたいなら、ここから始めるしかない。
■答えのない時代を勝ち抜くすべてがある
今は苦しくても、これから始めることが失敗しても、自分の頭で考えて行動を起こすという態度を貫いていれば、答えのない時代の生き方、道なき道の歩き方もわかってくる。ジャングルでもオフロードでも全力疾走できるようになる--。
■洞察力が発揮される条件とは何か
決してあきらめず検証を続けることによって、自分なりの結論を出す。そして自分の立場で実行する方法を組み立て、執念深くやり遂げる。そうした一連の動作を絶え間なく続けることこそが「洞察力の原点」である。頭脳をフル回転させてロジカルに考え続けているときに、気づかなかった視点、見落としていた事実、不十分だった行動などを発見したときがチャンスなのである--。
【著者情報】大前研一(おおまえ・けんいち)
1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。日本支社長、本社ディレクター、アジア太平洋地区会長などを歴任。「ボーダレス経済学」と「地域国家論」を提唱し、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍。1994年にマッキンゼーを退職。1996年に起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。2005年に日本初の遠隔教育による経営大学院「ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学」を設立し、学長に就任。