内容紹介
原発事故、なでしこ、放射能、風評、暴力団、ジョブズ、嫌韓、八百長、紳助、ぽぽぽぽーん……何が正しいのか、わからない世の中だから、この一冊!
毎週金曜日に公開されるや否やネットで大議論を巻き起こすコラム「ア・ピース・オブ・警句」。
それはまさに数十万人が参加する「オダジマ白熱教室」。
原発に、保安院に、なでしこに、石原都知事に、誰もが一言いわなければ気が済まない。
眉間にシワを寄せ、鼻の穴をふくらませながら語られる「正義」に水をかけ、
時にスベり、時に火だるまになりながらも、前のめりで切り込んでいくコラムニスト、
小田嶋隆の真骨頂ここにあり!
小田嶋隆(おだじま・たかし)
1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。
1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、
現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。
近著に『人はなぜ学歴にこだわるのか』(光文社知恵の森文庫)、『イン・ヒズ・オウン・サイト』(朝日新聞社)、
『9条どうでしょう』(共著、毎日新聞社)、『テレビ標本箱』『テレビ救急箱』(ともに中公新書ラクレ)、
『サッカーの上の雲』『1984年のビーンボール』(ともに駒草出版)、『人生2割がちょうどいい』『ガラパゴスでいいじゃない』(ともに岡康道との共著、講談社)、
『地雷を踏む勇気』(技術評論社)などがある。