内容紹介

◆オブジェクト指向の全体像を整理して解説
オブジェクト指向は、プログラミングをはじめ、フレームワーク、デザインパターン、UML、モデリング、
設計、アジャイル開発手法と、ソフトウエア開発全体を支える総合技術となっています。
本書では、オブジェクト指向の全体像とそこに含まれる各技術が何を目的として何を実現するのかを解説します。
併せて、混乱を避けるために全体を「プログラミング技術」と「汎用の整理術」の2つに分けて説明します。

◆OOPのプログラムが動く仕組みがわかる
OOPで書いたプログラムは、特有のメモリの使い方をします。
本書では静的領域、ヒープ領域、スタック領域に対して、クラスやインスタンスや変数がどのように配置され管理されて
いるのかを多数の図を使って説明します。これらを理解することで、自分の書いたプログラムがどのように
動いているのがイメージできるようになります。

◆関数型言語の本質がわかる
オブジェクト指向の「次」の技術として注目される関数型言語は、従来のプログラミング言語とは基本的な
仕組みや考え方が大きく異なっています。本書では関数型言語の仕組みを7つの特徴に分けて説明するとともに、
オブジェクト指向との関係についても述べます。

著者について
ウルシステムズ株式会社勤務 http://www.ulsystems.co.jp/
大手金融機関向け第3次オンラインシステムをはじめとする多数のシステム開発を経験した後、
技術コンサルティング業務に従事し、2001年より現職。

著書/翻訳書
『UMLモデリングレッスン』(著、日経BP社)
『レガシーコード改善ガイド』(共訳、翔泳社)
『リファクタリング』(共訳、ピアソン・エデュケーション)ほか