内容紹介
「年収4億円の弁護士」を捨て、新しいキャリアへ踏み出した異才が語る、ビジネスの世界を勝ち抜く法。ベストセラー『プロの論理力』から7年。待望の最新刊!
目の前に横たわっている秩序を変えたいという気持ちが、いつも私を動かしてきたような気がします。過去に弁護士として取り組んだ裁判も、自分が正しいと信じる「論理」によって、旧来の不合理な仕組みを変えようという闘いでした。そしていま、「法律」に加えて「ファンド」という武器を手に入れた私が変えようとしているのが、ガラパゴス化してしまった日本の経済や企業の仕組みなのです。(本書より)
著者について
荒井裕樹(あらい ゆうき)
1976年8月北海道生まれ、埼玉県出身。東京大学在学中の98年、司法試験合格。99年3月、東大法学部卒業。同年4月司法研修所入所。2000年10月東京永和法律事務所(当時、2008年7月TMI総合法律事務所に合流)入所。2008年6月、年俸4億円超という訴訟弁護士の仕事を捨てて米国に留学。直後にリーマンショックが起きる世界的な金融・経済危機の震源地で、金融工学の本質を学ぶ。2010年5月ニューヨーク大学スターン経営大学院でMBA(経営修士号)を取得し、ブックフィールドキャピタル共同最高経営責任者に就任。著書に『プロの論理力』(祥伝社)など。