内容紹介
■32歳で一生分稼いだ頭脳サバイバル仕事学日本の金融エンジニアの先駆者として、32歳で一生分を稼ぎ、ハッピーリタイアした著者のアドバイスと体験談。知らない仕事をゼロから始めて、効率よく成果を上げるための、独自の考え方を紹介。
■教科書の1ページ目をおろそかにする者は世界では戦えない
知らない仕事を始めることには、特別な才能は必要ない。大事なのは、基本のマスターだ。とくに世界レベルで戦うためには、教科書の1ページ目をおろそかにしてはいけない。国内予選レベルのサラリーマンは、教科書を読んで勉強すればわかるようなことを知らない人があまりにも多い。
■自由を失わないために、ゼロから始められるようになる。
僕のかつての戦場であった外資系金融機関は、強欲になりすぎたことのしっぺ返しを受けている。それはビジネスの栄枯盛衰の宿命とも言えるかもしれない。同じようなことは、他の業種でも起きる。いま花形の会社に勤めている人も、「仕事がある」と安穏としていると、いつ何が起きるかわからない。どんなことがあっても自由を失いたくないなら、自由を守る生き方をする必要がある。すなわち、何でもゼロから始められるようになるのだ。---「はじめに」より"
石井 至(いしい・いたる)
1965年北海道生まれ。東京大学医学部卒業。同大学大学院医学系研究科修士課程修了。
米国系のバンカーズ・トラスト東京支店に入社して金融エンジニアとなり、スイス系のUBSを経て、28歳でフランス系の
インドスエズ銀行東京支店でマネージング・ディレクターに就任。日本人最年少記録を樹立。
32歳で同行を退職して、金融コンサルティングの石井兄弟社を設立。
長男の小学校受験をきっかけにお受験塾業界の前近代性に気づき、アンテナ・プレスクールを開校。慶應幼稚舎など名門校への
合格実績を伸ばす。日本リスクマネジメント学会評議員。駐日ドミニカ共和国大使館名誉相談役。駐日ルワンダ共和国大使館特別顧問。
フィリピンのラグナ州文理大学から名誉博士号を贈られる。仕事で世界のリゾートを旅してきた経験をもとに「日本人のあまり行かない
世界のセレブ・リゾート」と題した観光ガイドブックなどの出版も開始。
著書に『慶應幼稚舎』(幻冬舎新書)、『図解 リスクの仕組み 第2版』(東洋経済新報社)、『痩せる!チバソム』(石井兄弟社)、
『シワ消える!コモ・シャンバラ』(同)などがある。