内容紹介

地球温暖化議論は、この学者から始まった!

「地球環境を守るため、彼ほど行動し、力強く声をあげた科学者はいない」
アル・ゴア(アメリカ元副大統領)

"闘う科学者"ハンセンはなぜ、市民とデモに参加し、危機を訴え続けるのか。

米国連邦議会で最初に「地球は温暖化している」と1980年代に証言し、
世界中の目を地球温暖化に向けさせたことでよく知られるハンセン。
コロンビア大学地球環境科学学科、コロンビア大学地球研究所の客員教授、
NASAゴダード宇宙科学研究所所長である彼が運動を続けるのは、
世界各国の政府が温暖化対策を「意図的に」怠ってきたからである。
その「グリーンウォッシュ」の実態とは

「地球温暖化問題の父」による、初の著書。
著者について
ジェイムズ・ハンセン(James Hansen)
米国連邦議会で最初に証言を行った1980年代に、世界の人々の目を地球温暖化に向けさせたことでおそらく最もよく知られている。コロンビア大学地球環境科学学科およびコロンビア大学地球研究所の客員教授、NASAゴダード宇宙科学研究所所長。連邦議会でたびたび気候問題についての証言を求められている。宇宙科学と地球科学の経歴を併せもつことが、地球の現状と今後についての幅広い観点からの考察を可能にしている。本書は初めての著書である。