内容紹介

本書は、Visual Studio 2012の新機能のポイントを解説した書籍です。Windows 8/Windows Server 2012時代の開発ツールとして用意されたVisual Studio 2012とは何か、はたしてバージョンアップする価値はあるのか、どうすれば、Visual Studio 2012を用いて既存のバージョンを用いる利用者達と差別化できるか、そのためのヒントを書き記した書籍です。
 そのため、どちらかといえば、無味乾燥な新機能の羅列に過ぎないのですが、Visual Studio 2012を使った開発手法をくどく説明して方向性を縛ったりすることが目的ではなく、読者にどのあたりに開発の手掛かりがありそうか、参考情報を提供する地図になることに特化しています。
 本書の執筆はベータ版の段階から行っていますが、サンプルソースの動作や機能の有無は基本的にRTM版(正規出荷版)で確認を取っています。この理由により、スクリーンショットなどは製品版と異なる記述が含まれる可能性があります。