内容紹介

水素インフラや燃料電池を中心に、水素を2次エネルギー(エネルギー媒体)として流通させる「水素社会」が到来すると言われて久しいが、ここにきて俄かに現実性を増してきた。2015年から国内外の自動車メーカーが燃料電池自動車(FCV)を一斉に発売し、エネルギー事業者各社も水素ステーション整備に乗り出した。さらに大きな動きとしては、海外の天然ガス田や炭田でCCS(二酸化炭素回収・貯留)を介してCO2フリーの水素を製造・輸入することにより安価に水素を供給できる可能性が出てきた。用途面でも水素発電やスマートコミュニティの一要素としても注目され始めた。

そこで世界で進む水素インフラプロジェクトを現地取材含めて調査することで世界のプロジェクトの全体像を展望し、今後、「水素社会」にどのようなシナリオで近づいていくのかを明らかにする。

◆輸入水素や水素発電など、水素インフラをめぐる新しい動きを踏まえたシナリオ・市場動向を分析
◆スマートコミュニティにおける水素インフラの役割を分析
◆世界の主要水素インフラプロジェクトを網羅し、国・地域ごとの特徴を浮き彫りにし、
 キーワードによる類型分析により全体像を把握
◆欧米の主要プロジェクトを現地取材。写真や図表を使った分かりやすい解説


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