内容紹介

人口は中国と並び世界1位、GDP世界3位へ。

2025年、インドの人口は14億1900万人と予想され、中国とほぼ肩を並べ世界1位になります。GDPは、中国、米国に次ぐ3位になると予想され、これは日本の2倍規模の巨大市場です。世界経済の成長を牽引することは間違いありません。インフラの不足、非効率な政治・司法、汚職の問題など、直接投資を抑制する要因が多いにも関わらず、欧米、韓国、中国の企業が進出競争に参戦しています。一方、日本企業の多くはいまだに二の足を踏んでいる段階です。本レポートは、「現地生産に資するインフラの整備」、「消費市場としての購買力向上」の視点に加え、「限られた提携先の早急な確保」と「アフリカ・中近東への架け橋」という観点から、インドの未来を予測します。