内容紹介
2009年、東京・水道橋にオープンした『庭のホテル東京』──和を基調とする、都会の隠れ家のようなホテルはリーマンショック、東日本大震災を乗り越え、ミシュランガイドのホテル部門で5年連続二つ星を獲得した。人気ホテルに育て上げたのは女性経営者の木下彩氏、二児の母である木下氏は運命の歯車で老舗ビジネスホテルの経営者となり、生き残りを賭けて自分たちが心から泊まりたいと思えるホテルづくりに挑戦した。
木下氏自らが綴る理想のホテル実現までの取り組みと世界が認めたおもてなし。
著者について
1960年、東京都生まれ。1982年、上智大学外国語学部英語学科卒業。 大手ホテルに勤務後、結婚、二児を出産するが、1994年、母の死で東京グリーンホテル(現 株式会社UHM)に取締役として入社。 翌年には代表取締役に就任。 2009年5月に「庭のホテル 東京」を新築オープンし、2011年4月より同ホテル総支配人を兼務。同ホテルをミシュラン4年連続2つ星の人気ホテルに育て上げる