内容紹介

 インターネットの便利なサービスとそれを提供する企業、実社会におけるIT、情報倫理とルール、ネットの脅威とセキュリティへの対応策、コンピュータやインターネットの基礎技術など、IT分野のキーワードを幅広く解説しています。1つのトピックについて、誰でもわかる概要と一歩踏み込んだ解説の両方を2ページに凝縮しているので、気になるキーワードだけを拾い読みすることもできます。また、大学における情報リテラシーの教科書としても利用できます。
 本書は『キーワードで学ぶ最新情報トピックス 2014』の改訂版で、前版の発行(2013年12月)の後に起こった最新動向を踏まえて一部を改訂しました。2015版でも主な改訂点は以下のとおりです。


■新設キーワード

ネットワーク共有サービス(インターネットの利用) 汎用的なDropbox、Evernote、OneDriveなどの解説
センサーと計測制御(情報化社会と私たち) ウェアラブルコンピュータ、自動運転&ぶつからない車、スマホのセンサーやKinect、GPS、小型無線ヘリコプターなどの解説
4Kテレビ(メディアと表現の技術) 4Kテレビの解像度や放送についての概要、利用に必要な機材などを解説

■その他の主な変更点

●インターネットの利用
FacebookとSNS Facebook単独のサービスだけでなく、SNS全体までを解説
まとめサイトと2ちゃんねる Naver、Toggeterなどのまとめサイトの解説を追加
ネットショッピング ネットオークションにも言及
●情報化社会と私たち
電子マネー ビットコインを追加
●ネットの脅威とセキュリティ
コンピュータウイルス 遠隔操作、偽アンチウィルスソフトを追加
パスワード 2段階認証、アプリ固有のパスワードを追加
●インターネットの技術
LANとWi-Fi 世の中の製品が11acへシフトしていることを説明
電子メール IMAP4の記述を追加
●ハードウェアの技術
リムーバブルメディア 「CD、DVD、Blu-ray Disc」を改称。USBメモリを追加
スマートフォンとタブレット ウェアラブルを活用する方法が出てきていることを説明
ディジタルオーディオプレーヤ ハイレゾを追加
プリンタとディスプレイ 「カラープリンタとディスプレイ」から改称
入出力デバイスとインターフェース バスの説明を追加
●ソフトウェアの技術
ユーザーインタフェース Apple Watchにも言及
ビットとバイト 10の累乗と2の累乗の関係の表を追加