内容紹介
2020年に向かって国内・海外の不動産・住宅市場はどう動くか--。実務・理論の両面から、第一線で活躍するプロフェッショナルが詳細に分析。ロンドンの不動産業は「ウィンブルドン化」している。投資家は外国人であっても、不動産の賃貸・売買の仲介、アセットマネジメント、プロパティマネジメント、
鑑定評価、会計・税務、および法務などのサービス業は国内の企業が担っている。こうしたフィービジネスにとっては、不動産の投資家はどの国の人であってもかまわない。
……東京オリンピックは、実質GDPを0.2~0.3%程度のかさ上げするほどの経済効果(直接効果)をもたらす。それ以上に、オリンピック開催を触媒として、
日本の不動産市場が海外からのリスクマネーをさらに多く集める機会が今後も拡大されることが期待される。[本書より]