内容紹介

配車サービスの「Uber」、民泊マッチングサービスの「Airbnb」--。
今、ITを駆使することで、顧客に「新たな体験」をもたらす新しいビジネスが次々と登場しています。いわば「0から1」をつくり出したビジネスです。
このような動向に注目し、昨今は、「新規ビジネスを立ち上げ、イノベーション(革新)を起こそう」と考える企業が増えています。
しかし、いざ新規ビジネスを立ち上げようとすると、さまざまな壁が立ちはだかります。
例えば、ありきたりのアイデアしか浮かばない、周囲の反対に遭って先に進まない、などです。これらの壁を乗り越えられなければ、まだ世の中に存在しない革新的なビジネスはつくれません。
では、どのように壁を乗り越えればよいのでしょうか? 本書は壁を乗り越えるための実践的な手法を、新規ビジネスを企画し、実際に動かすまでの流れに沿ってやさしく解説します。

具体的には、新規ビジネスを企画・開発する流れを大きく五つのステップに分割。
それぞれのステップを、架空の製造業の現場ストーリーを交えながら紹介します。
さらに、企画・開発の過程で発生しがちな課題・問題と、それらの課題・問題を乗り越えるために欠かせない「12のアクション」を詳しく解説しています。

著者の二人はともに、数多くの企業の新規ビジネス立ち上げを支援してきた気鋭のコンサルタント。
リーンスタートアップやハッカソン/アイデアソン、デザイン思考といった米国のシリコンバレーで発達した新規ビジネスの企画に役立つ手法を熟知しています。
コンサルティング先の企業の現場でこれらの手法を応用し、成果を上げています。
数多くの現場で奮闘し、新規ビジネス立ち上げの過程の酸いも甘いも知り尽くす二人だから書ける実践的な方法論は、新規ビジネスを企画しようとしている人にとって手放せない1冊となるはずです。


小林弘人氏 推薦!(起業家・大学教授・著述家・書籍『フリー』『シェア』ほか監修)
「天才じゃなくても、ビジネスが編み出せる。本書にはビジネスをいかに構想したらよいのか、実践的手法が描かれている。」