内容紹介

「朝鮮半島の2つの核」に備えよ

北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。
米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。

もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。
「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。

目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。
風雲急のアジア情勢を読み切る、必読の一冊です。

◆本書オリジナル「朝鮮半島を巡る各国の動き」年表を収録

≪主な内容≫
【プロローグ】 二股外交の果てに国論分裂
【第1章】 地政学を忘れた韓国人
【第2章】 独り相撲でますます「離米」
【第3章】 蔓延する「恐中病」
【第4章】 「南の核」も孤独が生む
【エピローグ】 党争激化でアジアの迷子に