内容紹介
環境や社会、ガバナンスを投資判断に入れるESG投資が、欧米を中心に広がってきました。中長期的な視点で企業の成長性を評価して投資する動きが活発になり、安定株主を増やしたい企業はESGの取り組みを積極的に発信する姿勢が求められています。
今や環境問題をはじめとする社会課題の解決は、CSR(企業の社会的責任)の活動として位置付けるだけではなく、企業の成長を支えるビジネスとして継続して取り組む時代です。
本書は、1999年創刊の環境・CSRの専門誌『日経エコロジー』が、旬やメディアでの頻出度合いを考慮して厳選した環境・CSR関連のキーワードをコンパクトに分かりやすく解説したものです。
企業を評価する投資家の方や、情報を発信する企業のIR担当者の方にも役立つESG投資関連のキーワードが充実。企業のサステナブル経営に必須の全303語を収録しています。
≪主な収録キーワード≫
【ESG経営】
PRI/SDGs/グリーンボンド/コーポレート・ガバナンス・コード/ユニバーサルオーナーシップ/CDP/
マテリアリティほか
【地球温暖化対策】
パリ協定/ミッションイノベーション/SBT/カーボンバジェット/ネガティブエミッション/
ROC/炭素価格ほか
【エネルギー】
仮想発電所(VPP)/デマンドレスポンス/ネガワット/ガスシステム改革/建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)/インバランス料金/エネルギーハーベスティングほか
【資源循環・廃棄物】
サーキュラーエコノミー/シェアリングエコノミー/水循環基本法/電子マニフェスト/TMR/食品リサイクルループ/排出事業者責任ほか
【化学物質・有害物質】
モントリオール議定書/ファイトレメディエーション/水銀法/化学物質情報伝達スキーム/SDS/GHS/フロン排出抑制法ほか
【生物多様性】
ABS/自然資本/IPBES/ASC認証/CDP水・森/WET/ウオーターフットプリントほか
【環境全般】
水ストレス/国連人間環境会議/予防原則/WBCSD/ISO20121/コーズリレーテッドマーケティング/バックキャスティングほか