内容紹介
AI・スマホ・ロボットを使う未来医療を紹介日本が目指すは“鉄腕アトムのような医師”
日本は「超高齢化社会」で世界の先頭を走っており、医療改革は待ったなし。
そこで注目されているのが人工知能(AI)やICT、IoT、ロボットです。こうしたテクノロジーによって私たちの医療はどのように変わるのでしょうか。
まず大きな波として「遠隔医療」があります。テレビ会議のように医師に診察してもらえれば、移動が困難な人にも、忙しいビジネスパーソンにもメリットがあります。
現状は法律の壁に阻まれていますが、今後はもっと広まるでしょう。
次に「PHR(パーソナルヘルスレコード)」があります。これは、個人の医療情報や健康情報を、個人のスマホやクラウドなどに格納し、個人も医師も介護士を利活用できるようにするものです。
救急患者の治療に役立つほか、検査のムダなどを減らすことができると期待されています。
医療は他人ごとではありません。制度を整えるのは国の仕事かもしれませんが、一人ひとりが「これからの医療」に興味を持ち、必要なら声を上げていくことも必要でしょう。
未来の医療を良くしていくあなたです。ぜひ本書をきっかけに未来の医療を考えてほしいと思います。