内容紹介
『ナショナル ジオグラフィック別冊』シリーズの第6弾。約2億5000万年前から6500万年前に当たる中生代。
一般に「恐竜の時代」と考えられていますが、それだけではありません。ほ乳類や、は虫類、鳥類、虫、魚など、多様な生き物が登場し、存在していました。
本書では、そんな「進化の爆発」が起こったような時代の地球の姿を、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀という時代区分に沿って解説します。
もちろん、ティラノサウルスやステゴサウルスといった人気者をはじめ、巨大恐竜や羽毛恐竜、翼竜たちを、迫力のあるビジュアルで紹介。海を支配した生き物や、植物や虫たちの進化にも触れながら、太古の地球のミステリーに迫ります。
【目次】
◆INTRODUCTION 中生代
恐竜とその先まで
1億8500万年にわたって続く中生代は謎に満ちており、その真実を明かすための探求が現在も続いている。
◆CHAPTER 1 三畳紀
恐竜の登場
この時代に初めて出現した巨大爬虫類は、地球の進化のドラマにおいて、1億8500万年におよぶ新たなステージの始まりを告げる。
◆CHAPTER 2 ジュラ紀
恐竜の勝利
恐竜は、ウロコを持つものや羽毛を持つものなど、多様な姿と大きさに進化する。その中には史上最大の動物も含まれる。
◆CHAPTER 3 白亜紀
恐竜の没落
絶頂期に地球規模の災害が発生し、恐竜はほぼ完全に姿を消した。現在、その名残をとどめているのが鳥類だ。
◆用語集