内容紹介
●ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー! 世界8カ国で出版の「お金の教育」本、日本でもいよいよ発売●オバマ政権の「若者の金融教育に関する諮問委員」で「個人のおカネの専門家」が直伝
●「自己責任」の世の中になりつつある今だからこその「子供におカネのスキルを正しく授ける本」
●「3歳でおカネの概要を理解、7歳までに使い方のセンスが決まる」とされ、幼いときから伝えることが大事
●親が「おカネの天才」でなくても大丈夫、子供から大人まで役立つ具体的なアドバイスが満載
--イントロダクションから抜粋
おカネの話題が出るだけで不安になったり、ビビッてしまう親も多い。親自身が、おカネの扱いが下手すぎることを恥じていて、子供に自分のダメダメぶりを知られたくないと思っていたりする。
それなりに経済的にきちんとしていても、おカネについて話すのはちょっと気がひけるという親もいる。おカネについてまったく話さない親も少なくない。
そこが問題だ。子供がおカネをどう扱うようになるかに最も大きな影響を与えるのは親なのだ。それは研究でも明らかになっている。
だから、子供が学校に入学する前に、おカネの話をした方がいい。ケンブリッジ大学の研究によると、おカネの管理に役立つ習慣の多くは、7歳までに決まると言われる。
この本は、親が子供に教えるべきおカネの話だ。あなたの子供が3歳でも23歳でもかまわない。子供の年齢層を6つに分けて、各章で教えるべきことを書いている。就学前、小学生、中学生、高校生、大学生、そして社会人。
おカネの基本知識はもちろん、おカネにまつわるさまざまなトピックについての「ここだけの話」もある。
--訳者あとがきから抜粋
今時の「自己責任」の世の中で、アメリカの事情は他人事ではない。おカネの知識があるかないかで、これからますます格差は開いていく。日本の子育て中のカップルや今から社会に出る人には必須の知識が本書にはまとめられている。
私のようないい年をした大人に役に立つアドバイスもある。
--アドバイスのほんの一例
・就学前:初めての貯金!
・小学校:銀行に連れて行く
・中学生:貯金を習慣づける
・高校生:学業優先(週15時間以上のバイトはダメ)
・大学生:クレジットカード解禁(ただし要注意)
・社会人:ムダ遣い禁止(婚約指輪が高いと離婚しがち)
「おカネの天才」を育てるコラム(一例)
子供に教えなくていい7つのこと
お菓子を食べなかった男の子:小銭を貯金して大金にした話
お小遣い制がうまくいく5つのポイント
3種類の超安全な貯蓄口座
子供が大きなおカネをもらったとき
高校生がアルバイトをする時の4つのルール
賢く就活する方法
しつけとカード:子供に一番いいのはどのカード?
クレジットカードに正しく向き合うための7つの原則
子供におカネを貸すときの注意点
おカネをどこに投資する?
宝くじに当たるよりもありそうなこと
子供が従うべき10の投資ルール
おカネでいい成績は買えない