内容紹介

当たり前だと思ってきた科学の常識を覆す本。宇宙、物理、科学、人体などのジャンルで約40個の“事実”の間違いを解説する。

1章 科学:科学者はたいていこんな格好をしている/科学者になる人は頭がいい/研究は常に科学的な手法で進められる/世界の仕組みを知りたければ常識を働かせればすむ話で、科学者が出る幕はない …ほか
2章 宇宙:ライト兄弟が世界で初めて有翼飛行を達成した/スプートニクは初めて宇宙に送り込まれた人工物だった/万里の長城は月から肉眼で見える唯一の人工建造物だ …ほか
コラム:科学的ではないが信じたくなる法則と定理
3章 物理:私たちが暮らす宇宙は4次元空間にある/光よりも速く飛ぶものは存在しない/光さえも逃げ出せないブラックホールは検出できない …ほか
コラム:本当の発明者は?
4章 化学:化学物質は体に悪いので取らない方がいい。自然が一番!/水は100℃で沸騰し、0℃で凍る/物質は必ず固体か、液体か、気体の状態で存在する/水は電気をよく通す/ガラスは液体だ …ほか
5章 生命:生命の誕生は地球の歴史全体から見ればごく最近の出来事だ/生命はすべて太陽に頼って生きている/最初に海から上陸した動物は魚だった/恐竜を絶滅させた隕石は史上最大規模の大量絶滅を引き起こした …ほか
コラム:科学の世界の誤った名称と間違った引用
6章 地球:最後の氷河期は数千年前に終わった/地震の規模はどこでもマグニチュード(M)で表される/水が穴に吸い込まれるときに北半球では反時計回りに渦を巻き、南半球では時計回りに渦を巻く …ほか
7章 人体:自分は人間だ/髪と爪は死後も伸び続ける/創造力豊かな芸術家タイプの人は右脳をよく使い、分析が得意な人は左脳をよく使う/脳は神経細胞だけで構成されている …ほか
8章 疑似科学
9章 有名科学者たち
ニュートンは木から落ちてきたリンゴが頭に当たって重力の理論を思いついた/最初に進化論を提唱したのはチャールズ・ダーウィンだ/アインシュタインは学生時代に数学が苦手だった …ほか
コラム:あらぬ噂の最前線
もっとくわしく知りたいときは/索引