内容紹介

先生のメンタル・ケアが今、求められています。

おすすめポイント

■東京都公立学校の職域専門診療科であり、教職員が数多く受診している三楽病院・精神神経科の精神科医と臨床心理士による監修です。

■「自身によるセルフケア」「同僚の教員による相互ケア」「校長・教頭によるラインケア」といった、メンタルヘルスで求められる3つのケアに対応した構成です。

■ケースドラマを中心にして解説を加えた、見やすく気づきを得やすい演出です。

目次(Chapter)
第1巻 上手なセルフケアのヒント
■プロローグ
■【ケースドラマ】異動したベテラン教師
■適応障害とその要因
■セルフケア1――心の持ち方
■セルフケア2――心身の変調に気づく
■セルフケア3――心身の変調を感じたときの対処法
■エピローグ

【ケースドラマの内容】
教師生活25年のベテラン・山村は、異動したばかりの小学校で5年生の担任と学年主任を受け持つことになった。校務分掌の負担とこれまでとは違う仕事の進め方に戸惑い、子供たちとの時間を十分にとることができず、クラスは荒れ気味になる。ストレスから体調も崩すも、ベテランのプライドから周囲に相談できず、やがて適応障害を発症してしまう。