内容紹介

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人の生活圏で活動する4脚歩行ロボットの時代が到来。
その先駆けとなる米Boston Dynamicsの4脚歩行ロボ「Spot」を
世界に先駆けて分解(※1)。
モビリティーにかかわるすべての技術者必携の1冊です。
※1)日経クロステック調べ(2021年8月31日時点)

センサーとAI(人工知能)、電動化技術の進展によって、小型の運搬機械、掃除機、自動運転車などさまざまなロボットが身の回りに浸透しつつあります。ただ、これまでのロボットは、移動に車輪を使うため、工場の床、廊下、道路の上といった具合に行動範囲が平面的な場所に限られていました。床にがれきなどが散乱した場所や、階段や舗装されていない道など、人であれば難なく歩ける場所でも稼働することができません。

この状況を打破した初めての商用ロボット(※1)が、米Boston Dynamicsの「Spot」です。4脚をもち、犬のように歩くことで、建設資材が散乱する工事現場、階段、山道、砂場など、人が歩ける場所ならほぼどこへでも行けます。さらに、12kgまでの荷物を運搬することが可能です。

Boston Dynamicsが4脚歩行ロボットを商用品として実現できることを示したことで、ロボット利活用の空白地帯ともいうべきこの領域が一気に熱を帯びつつあります。既に、中国Unitree Roboticsが4脚歩行ロボを市場投入しており、スマートフォン大手の中国Xiaomiも開発者向けに4脚歩行ロボの提供を開始しています。今後、参入が相次ぐ可能性は高いといえるでしょう。

複雑な、この4脚歩行をいったいどのような機構で実現しているのか。どのようなセンサー、モーター、減速機が必要なのか。軽量化や剛性はどのように確保しているのか。Spotで改善すべき点はどこにあるのか。分解から、こうした疑問を明らかにしたのが本書です。Spotの流通量は少なく、まだ分解された書籍もないことから、世界に類を見ない(※1)、貴重な一冊です。

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