内容紹介

年齢を重ねて、さらに輝きを増す生き方とはどのようなものか--。凜々しく、清々しい晩年を送った先達の人生から、良い生き方を学ぶ好読み物。

・人生100年時代を迎えるにあたり、シニア世代となってから、どう良く生きるかは私たちにとって大きな課題となります。本書は、老齢となっても活躍した人々のドラマをオムニバス形式で描きます。

・経済人、政治家など、立場は違えど人生終盤に輝く人々には、地位や権力、金などに執着せず、柔軟な精神をもってことにあたるなど共通点も多くあります。その凜々しく、清々しい人生の物語は読む者の心を動かします。

【本書の主な登場人物】

鈴木貫太郎(77歳) 昭和天皇の「聖断」を演出した「玄黙戦略」
吉田茂(89歳) 「戦争で負けても、外交で勝った歴史はある」
尾崎行雄(96歳) ギネス議員63年--売り家と唐模様で描く三代目
松永安左エ門(96歳) 75歳で復活、経済大国への道を開いた電力の鬼
出光佐三(95歳) 順境で悲観し、逆境で楽観せよ
松下幸之助(94歳) 経営の神様は病弱だったから成功したのです
岩谷直治(102歳) プロパンガスの父、百歳の凡百経営の神髄
御木本幸吉(96歳) 日本のベンチャーの元祖、エジソンを抜いた男
蟹江一太郎(96歳) 日本に長寿食トマトを普及させたカゴメの創業者 ほか