内容紹介

◆「プライムって本当にすごいの?」「利益は意見、キャッシュは事実とは?」「ROEの目標が8%になった意外な理由は?」――ニュースの本音がわかる投資・財務入門です。

◆決算発表を取材し、記事にする日経新聞の新人記者向けの社内チャット教材が本になりました。アクティビスト、伊藤レポート、ROIC、TOB、コーポレートガバナンス・コードなど、日々のニュースを題材に、株価や企業財務の話題が基本からわかります。

目次

1 株価は会社の通信簿のようなものですか?
2 「株式時価総額」をみていますか?
3 株価を動かすのは「…の割に…」の評価です。
4 「バリュエーション」を見ていますか?
5 株価指数も株価材料になるのはなぜ?
6 株価が下がりやすい日も。そこかしこに「基準日」
7 増資で株式が薄まると…
8 上場初値が急騰する「IPO」の怪。
9 投資情報面にようこそ。決算集計表を読み解こう。
10 コロナで急増。「繰り延べ税金資産」ってなに?
11 新人記者はまずこれ。ROE分析は難しくないです。
12 ROE8%を目標にせよ。改革の原典「伊藤レポート」
13 「コーポレートガバナンス・コード」ってなに?
14 「スチュワードシップ・コード」は機関投資家の「すべき集」
15 焼きサンマ定食で考える「コングロマリット・ディスカウント」
16 株価が上がるとROEは上がりますか?
17 この記事から三菱マテリアルのキャッシュフローは分かる?
18 利益は意見、キャッシュは事実です。
19 今なぜ「ROIC」なのでしょうか?
20 ROICは事業別に分解しやすいです。 ほか