付属のCD-ROM/DVD-ROMを実行するために必要なコンピューターの環境やインストール / 実行時の注意点について、テキストの「はじめに」の「重要なお知らせ」や「■実習に必要なコンピューターの環境」、およびテキストの付属の別冊「模擬テストCD-ROMガイドブック」「模擬テストの使い方と解答」に記載しています。付属CD-ROM/DVD-ROMを利用する前に、必ずご確認ください。
インストールできません。
次の理由が考えられます。
(1)解凍中のエラー
現象
インストール中に「1152C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp\…を一時フォルダーに解凍中にエラーが発生しました。」のようなエラーメッセージが表示される。
Windowsの地域と言語の設定が「日本語」以外に設定されている場合にエラーが発生することが確認されています。地域と言語の設定は以下の手順で確認および変更できます。
- コントロールパネルの[時計、言語、および地域](Windows XPの場合は[日付、時刻、地域と言語のオプション])をクリックする。
- [地域と言語]の[日付、時刻または数値の形式の変更](Windows XPの場合は[地域と言語のオプション])をクリックする。
- [形式]タブ(Windows XPの場合は[地域オプション]タブ)の上部のドロップダウンリストで[日本語]以外が選択されている場合は[日本語]を選択して[OK]をクリックする。[日本語]が選択されている場合はいったん[英語(米国)]などを選択して[適用]をクリックしてから再度[日本語]を選択して[OK]をクリックする。
上記の手順で解決しない場合、別のユーザー(管理者権限、できれば漢字や記号を含まないもの)を作り、そのユーザーでインストールを試みてください。
それでも解決しない場合、現状で考えられる可能性には以下のようなものがあります。
- ハードディスクの空き容量が少ない場合
Word、Excelの場合、少なくとも50MB程度の空き容量が必要です。このほか、可能性は低いですが、ハードディスクに障害がある場合にもエラーになることがあります。 - OSがWindows XPのSP1以前の場合
最新のSP3にアップデートすることで、解決することがあります。
(2).NET Frameworkがインストールされていない
現象(Windows 8の場合)
「お使いのPCにあるアプリには、Windowsの次の機能が必要です:
.NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)」と表示される。
Windows 8の場合、.NET Framework 3.5をインストールする必要があります。「この機能をダウンロードしてインストールする」をクリックして、.NET Framework 3.5をインストールします(インターネット接続が必要です)。インストール完了後、再びインストール手順を行ってください。
現象(Windows XPの場合)
[アプリケーションエラー]ウィンドウが表示される。
現象(Windows XPの場合)
「.NET Frameworkをインストールしますか?」というメッセージが表示される。
Windows XPの場合、.NET Framework の2.0以上をインストールする必要があります。テキストに付属の別冊「模擬テストCD-ROMガイドブック」の記載内容に従ってインストールしてください。その後、 .NETプログラミングサポートをインストールしてください。
(3)制限(一般)ユーザーアカウントでインストールを実行した
制限(一般)ユーザーアカウントでインストールを実行すると、ダイアログが表示され、管理者権限のあるアカウントとパスワードの入力を求められます。アカウントとパスワードを入力するとインストールは正常に実行できます。模擬テストプログラムの実行は問題なくできます。
インストールできたが動作(起動)しません。
動作途中で模擬テストプログラムやOfficeが異常終了してしまいます。
次の理由が考えられます。
- (1)対応するOfficeがインストールされていない
- (2)Officeの32ビット版/64ビット版と模擬テストプログラムの32ビット用/64ビット用があっていない
- (3)複数バージョンのOfficeや互換Office製品がインストールされている
- (4).NETプログラミングサポートがインストールされていない
- (5)すでにOfficeが起動している
- (6)GUESTユーザーでログインしているか、ローカルパソコンにアカウントがない
- (7)Windows XPの制限ユーザーでログインしている(Word 2010およびExcel 2010の第1刷と第2刷のみ)
- (8)特定のセキュリティ更新プログラムが適用されている
- (9)なんらかのOfficeの不具合が発生している
(1)対応するOfficeがインストールされていない
現象
「××でなければ採点できません。」のようなエラーメッセージが表示される。
インストールされているOfficeと同じバージョンの書籍のCD-ROM/DVD-ROM(模擬テストプログラム)をご利用いただく必要があります。
Microsoft以外の互換Office製品ではご利用になれません。
(2)Officeの32ビット版/64ビット版と模擬テストプログラムの32ビット用/64ビット用があっていない
現象
模擬テストプログラムが途中で停止する。
Office 2010には32ビット版と64ビット版の2種類があり(Windowsの32ビット版、64ビット版とは別です)、模擬テストプログラムもそれにあわせた別のものをインストールする必要があります。
新しい刷および第2版に付属するCD-ROM/DVD-ROMでは、Office 2010が何ビット版かを自動的に判別して、対応する模擬テストプログラムをインストールします。
以前の刷に付属するCD-ROMでは、Office 2010が何ビット版かを判断して手動で対応する模擬テストプログラムをインストールするか、CD-ROMに64ビット版に対応する模擬テストプログラムが収録されていないものがあります。どの刷が対象か、どのように操作するか、については「 64ビット版Office 2010で『Microsoft Office Specialist攻略問題集』をご使用の方へ」をご参照ください。
Officeが64ビット版か32ビット版かを調べるには、Officeを起動して[ファイル]タブの[ヘルプ]をクリックし、画面右側のバージョン情報を参照してください。
(3)複数バージョンのOfficeや互換Office製品がインストールされている
現象
たとえば、次のようなエラーメッセージが表示される。
申し訳ありませんが、動作環境を確認の上、再度実行してください。
エラー番号:13型
'Microsoft Office interop PowerPoint aplication class com'
オブジェクトをインターフェース型 'Microsoft.Office.Interop.PowerPoint.Application' にキャストできません。
IIT91493442-5A91-11CF-8700-00AA0060363Bが指定されたインターフェースのcomコンポーネント上でのQuality Interface呼び出しのときに次のエラーが発生したため、この操作に失敗しました。
インターフェースがサポートされていません。
HRESULTからの例外0x80004002(E_nointerface)
終了します。
複数バージョンのOfficeや互換Office製品がが混在してインストールされている場合の動作は保証しておりません。ただし、次のような方法により、Officeのファイルを開く際に優先して起動するバージョンを変更すると、正常動作する可能性もあります。
- コントロールパネルの[プログラムと機能](以下の名称はWindows 7の場合です)を開いて、該当バージョンのOfficeを選択し、[変更]を選ぶ。
- [オプションの変更]で[機能の追加/削除]を選び、その後なにも追加/削除を行わずに続行する。
- 「Microsoft Office ~を構成しています」というメッセージが表示される(少し時間がかかります)。
- これが終了すると、該当バージョンのOfficeが優先して起動するように変わっているはずです。このような状態になったら、再度模擬テストプログラムを起動してください。
Windows Updateを実行すると、優先して起動するバージョンが変わることがあります。その場合はそのたびごとに上記の操作を行ってください。
Office 2013およびそのPreviewの場合、一度インストールしたのちアンインストールしても、そのままでは同様のエラーが起こることがあります。パソコンの環境などによって解決方法が異なるので、以下の対策を一つずつ【1】から順に試してみてください。
- 模擬テストプログラムの再インストール
- Office 2010の[修復]
- Fix Itを適用
- Office 2010の再インストール
- Office 2013またはそのPreviewをもう一度インストールしたあと、優先して起動するバージョンをOffice 2010に変更する
Officeの[修復]を行うには、「.NETプログラミングサポートの確認」手順2のあと、[機能の追加/削除]の代わりに[修復]を選んでください。[続行]ボタンをクリックすると、修復が始まります。
Fix ItはOffice 2013をクリーンにアンインストールするプログラムで
http://support.microsoft.com/kb/2739501/ja
からダウンロードできます。
Office 2010を再インストールする際は、その前に模擬テストプログラムをいったんアンインストールし、Office 2010をインストールしたあと、模擬テストプログラムをインストールしてください。
(4).NETプログラミングサポートがインストールされていない
現象
プログラムアイコンをクリックしても何も起こらない。
現象
「アプリケーションのコンポーネントで、ハンドルされていない例外が発生しました。~~~」と表示される。
現象
「エラー番号13型インターフェースのCOMコンポーネント上でクエリーインターフェース呼び出し時にエラーが発生」と表示される。
.NETプログラミングサポートが、インストールされていない可能性があります。.NETプログラミングサポートは、Officeを標準インストールすると、通常は一緒にインストールされていますが、これが入っていない可能性があります。
.NETプログラミングサポートがインストールされていることを確認する手順は以下のとおりです。Officeの各アプリケーションごとに設定が必要な点に注意してください。
- コントロールパネルの[プログラムのアンインストール](Windows 8.1、Windows 8、Windows 7、Windows Vistaの場合)または[プログラムの追加と削除](Windows XPの場合)を開いて、該当バージョンのOfficeを選択し、[変更]を選ぶ。
- [オプションの変更]で[機能の追加/削除]を選ぶ。
- [インストールオプション]タブが表示されたら、各アプリケーション名の左側にある+をクリックする。
- [.NETプログラミングサポート]が表示されたら、アイコンを確認する。
- 赤い×印が付いている場合は、アイコン右の▼をクリックし、[マイコンピュータから実行]をクリックする。
- [続行]をクリックする。
- 「Microsoft Office ~ を構成しています」というメッセージが表示されるので、 終了するまで少し待つ。
- [閉じる]をクリックする。
アイコンの色が白になっているまたは赤い×印が付いていないときは、.NETプログラミングサポートがすでにインストールされている状態なので、右上の閉じるボタンをクリックします。[セットアップ]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]をクリックして[閉じる]をクリックしてください。
(5)すでにOfficeが起動している
現象
「Microsoft Word(Excel/PowerPoint/Access)が起動されています。Word(Excel/PowerPoint/Access)を終了してもよろしいですか?」というメッセージが表示される。
[はい]をクリックすれば、起動しているOfficeアプリケーションがいったん終了し、模擬テストプログラムが起動します。
(6)GUESTユーザーでログインしているか、ローカルパソコンにアカウントがない
現象
「成績を読み込めませんでした。セットアップを再実行してください。」というエラーメッセージが表示される。
模擬テストプログラムは、成績の保存にWindowsのレジストリを利用していますが、GUESTユーザーはレジストリがないため、起動することができません。
また、Active Directoryを利用している環境では、「移動ユーザープロファイル」のように、ローカルのパソコンにユーザーアカウントを作成しないで、使用するモードがあります。このようなモードでは起動できません。
この場合を含め、上記のエラーメッセージが表示される場合は、新しいユーザー(Active Directoryに参加していないユーザー)を新たに作成して、模擬テストプログラムをインストールしてみてください。また、企業や学校環境でそのような使い方が難しい場合は、お問い合わせください。
(7)Windows XPの制限ユーザーでログインしている(Word 2010およびExcel 2010の第1刷と第2刷のみ)
現象
「成績を読み込めませんでした。」というエラーメッセージが表示される。
MOS攻略問題集 Word 2010およびExcel 2010(第1刷、第2刷)をWindows XP環境でお使いの場合、インストール後に「制限」ユーザーで模擬テストプログラムを起動しようとすると「成績を読み込めませんでした。」というエラーが起こり、プログラムが起動しない、という不具合があります。
お手数ですが、修正したプログラムファイルをダウンロードし、既存のプログラムファイルを上書きしてください。
(8)特定のセキュリティ更新プログラムが適用されている
Word 2010にセキュリティ更新プログラム「Security Update for Microsoft Word 2010 (KB2760769)」が適用されている場合、Word 2010 Expertの模擬テスト2の問題6の操作を実行するとWordが異常終了することが確認されています。該当のセキュリティ更新プログラムが適用されている場合は、この問題を操作せずにスキップして進めてください。
(9)なんらかのOfficeの不具合が発生している
上記(1)~(8)に該当しない場合。
- 模擬テストプログラムのアンインストールと再インストール
- Officeの「修復」
- Officeのアンインストールと再インストール
をお試しください。
Officeの「修復」を行うには、上記「.NETプログラミングサポートの確認」手順【2】のあと、[機能の追加/削除]の代わりに[修復]を選んでください。[続行]ボタンをクリックすると、修復が始まります。
Officeの再インストールを行う場合は、先に模擬テストプログラムをアンインストールし、Officeの再インストールが終了したら、模擬テストプログラムを再度インストールしてください。
ボタンが押せません。
次の(1)(2)をご確認ください。
(1)
現象
プログラムの画面やダイアログボックス内のボタンで表示されないものがある。または、ボタンが押せなくて次の操作に進めない。
次の設定を確認してください。
- 画面の解像度が「1024×768ピクセル」以上に設定されていること
- タスクバーが画面下に設定されているか「自動的に隠す」設定になっていること
- 画面に表示する文字サイズの設定がWindowsの既定状態(「小」)になっていること(Windows 8、Windows 7)、またはDPIの設定が「96 DPI」に設定されていること(Windows XP、Windows Vista)
(2)
現象
ダイアログボックスの下部が問題文の下に隠れてしまい[OK]をクリックできない。
ダイアログボックスの上部をポイントして、マウスポインターの形が変わったら、下方向にドラッグします。サイズを小さくしたら、タイトルバーをポイントし、上方向にドラッグして[OK]を表示します。
動画解答が表示されません。
Windowsのユーザーアカウントのアクセス許可が変更されている。
模擬テストプログラムを起動したWindowsユーザーアカウントのアクセス許可が、既定値から変更されている可能性があります。次のフォルダーに対して[変更]を「拒否」から[許可]に変更してみてください。
C:\Program Files\MOS模擬テスト\XXXX2010\player\
または
C:\Program Files (x86)\MOS模擬テスト\ XXXX2010\player\
注:模擬テストプログラムのインストール先を変更した場合は、フォルダー位置が上記と異なります。“XXXX”はアプリケーション名です。
正しい操作をしているのに正解と判定されません。
間違った操作をしているのに正解と判定されます。
正解判定は、利用環境によって変わる可能性があります。Officeの各種設定を既定以外にしている場合や、Officeに更新プログラムが提供された場合などで、正解操作をしても不正解と判定されることがあります。正解操作と思われる場合は正解と判断し学習を進めてください。
(1)保存関連の問題が不正解になる
「ドキュメントの既定の保存先」の設定の可能性が考えられます。
たとえば既定のドキュメントの場所をパブリックのドキュメントやその他のフォルダーにしていて、解答時の保存先にユーザーのDocuments(\Users\ユーザー名\Documents)を選択すると、正しく採点できません。
このほか、ユーザーのDocumentsフォルダーの場所を標準から変更している場合に、正しく採点できない可能性があります。
(2)Excel 2010 Expertの模擬テスト5の問題17で、正しい操作をしても、正解と判定されない
本書(初版第1刷、認定コースウェア初版第1刷)の付属CD-ROMに収録した模擬テストプログラムの不備により、標準解答どおりの操作を行っても不正解と判定されます。
(3)PowerPoint 2010の模擬テストのいくつかの問題で、正しい操作をしても正解と判定されない
一部の環境または特定の順番で解答した場合に、正しく判定されない場合があります。
(4)Word 2010の模擬テスト2の問題16で、正しい操作をしても正解と判定されない
Office 2010にSP2を適用した環境でWord 2010の模擬テスト2の問題16を行った場合、SP2の影響により、標準解答どおりに正しく操作を行っても正解と判定されない場合があります。標準解答どおりの操作で正解と判断して学習を進めてください。
(5)Word 2010 Expertの模擬テスト1の問題19で、正しい操作をしても正解と判定されない
2013年9月に公開されたセキュリティ更新プログラムの影響により、標準解答どおりに正しく操作を行っても正解と判定されない場合があります。標準解答どおりの操作で正解と判断して学習を進めてください。
(6)Windows 8.1およびWindows 10環境において、いくつかの問題で、正しい操作をしても正解と判定されない
模擬テストプログラムをインストールした状態でWindows 8.1またはWindows 10にアップグレードすると、いくつかの問題が正しい操作で不正解になる場合があります。