米グーグルや米アマゾン・ドット・コムなど最先端企業で経済学者の採用が相次いでいます。最新の経済学は様々なビジネス活動を遂行する根拠となり、確実性を高めることが実証されています。

 一方、日本に目を向けてみれば、仕事場でも「直感」や「場当たり的対応」、「劣化コピー」や「根性論」が幅を利かせています。知見が積み重ねられている分野でも、「本当は防げる失敗」が繰り返されているのが実情です。

 日経ビジネスLIVEは日経BOOKプラスと共同で、7月19日(火)20:00~21:00に「気鋭の経済学者が激論『経済学はビジネスに役立つか?』」と題して、ウェビナーをライブ配信する予定です。

 登壇するのは、米イェール大学助教授の成田悠輔氏と、 『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』 の著者で、大阪大学大学院准教授の安田洋祐氏。

 本当に役立つ経済学を、ビジネスに取り入れるにはどうすればいいか。経済学の活用を通じて企業はどんなメリットを得られるのか。気鋭の経済学者による議論をお届けします。

 ウェビナーの後半では視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひご参加ください。

ウェビナー開催 成田悠輔×安田洋祐 気鋭の経済学者が激論「経済学はビジネスに役立つか?」

■開催日:2022年7月19日(火)20:00~21:00(予定)
■テーマ:成田悠輔×安田洋祐 気鋭の経済学者が激論「経済学はビジネスに役立つか?」
■講師:米イェール大学助教授・成田悠輔氏、大阪大学大学院経済学研究科准教授・安田洋祐氏
■モデレーター:エコノミクスデザイン共同創業者・代表取締役・今井誠氏(『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』編著者)

■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経BOOKプラス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)。一般参加は3300円(税込み)

成田悠輔 氏
米イェール大学助教授(経済学)
夜は米国でイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ、アルゴリズム、数学、ポエムを使ったビジネスと公共政策(特に教育)の想像とデザイン。研究者として「社会的意思決定アルゴリズムをデータ駆動にデザインする手法」を開発し、機械学習ビジネスから教育政策まで幅広い社会課題に実装、多分野の学術誌・学会に査読付学術論文を出版する。事業者として、サイバーエージェント、ZOZO、ニューヨーク市、戸田市などと共同研究・事業を行う。東京大学経済学部卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、米マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員などを務める。
安田洋祐 氏
大阪大学大学院経済学研究科准教授
エコノミクスデザイン共同創業者。2002年に東京大学経済学部を卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。米プリンストン大学へ留学して07年にPh.D. を取得(経済学)。政策研究大学院大学助教授を経て、14年より現職。専門はマーケットデザイン、ゲーム理論。American Economic Reviewをはじめ、国際的な経済学術誌に論文を多数発表。新聞・雑誌・オンライン媒体への寄稿(計250本以上)やテレビ番組への出演(計500回以上)を通じて情報発信に取り組む。朝日新聞論壇委員会、政府系審議会(環境省・経済産業省・財務省など計15委員会)の委員などを歴任。