カール・ポランニーかーる ぽらんにー
一八八六〜一九六四。オーストリア・ウィーン生まれ。暗黙知の概念で知られるマイケルは弟。専門は、経済人類学、経済史。幼少期にハンガリー・ブダペストに移住してブダぺスト大学に進む。一九一五年、第一次世界大戦にオーストリア=ハンガリー軍の騎兵将校として従軍。ハプスブルク帝国崩壊後の民主革命に参加し、右派政権の誕生を機にウィーンに亡命。社会主義経済計算論争に参加する一方で、ジャーナリストとしても精力的に活動。一九三三年、ファシズム勢力の台頭でロンドンに亡命。一九四〇年、アメリカに渡り、ベニントン大学で本書を執筆。戦後はコロンビア大学客員教授として一般経済史の講義を担当した。著書に『経済の文明史』、『人間の経済』、『市場社会と人間の自由』、『ダホメ王国と奴隷貿易』など。