内容紹介
プログラミングとアルゴリズムの基礎、および、Scratchの使い方を学ぶための本です。Scratchの操作方法を身につけて自由自在に使いこなせるようになるだけでなく、頭の中で考えているアイデアをプログラムとして実現するスキル、つまり論理的な思考のスキルを身につけることを目的としています。
本書の使い方
サンプルのプログラムを作りながら、Scratchの操作とプログラミングのポイントについて学んでいきます。ただし、何も考えずにサンプルの作り方をなぞって操作するだけでは、独り立ちして自分なりのプログラムを作る力はつきません。プログラミングの仕組みを「わかる」ことが大切です。
各章の<考えてみよう>のコーナーで自分なりに見通しを立てて考えたり、<Scratchの操作>や<プログラミングのポイント>のコラムをしっかりと読んで、操作の背景にある仕組みを考え、理解を深めながら学びをすすめましょう。本書の詳しい使い方や各種のコラムの内容については「序章」の「この本の使い方」をご覧ください。
早く自分だけのプログラムを作りたい!という方は、第1章から第4章までを終えると、自分なりのオリジナルなプログラムを作り始めることができるようになるでしょう。途中で一度自分のオリジナルな作品を作ってから第5章からに取り組むこともできるでしょう。
ダウンロード・コンテンツの紹介
本書で紹介した「サンプルファイル」や「課題(<チャレンジ>や<ステップアップ>)の解答例」は以下からダウンロードいただけます。
また、本書を「一斉授業」および「対面式の個別学習」で活用していただくときの「指導者の手引き」もご用意しました。各章の学習時間の目安や学習指導計画のモデル(例えば、授業時間が100分×5回、100分×10回、90分×15回の場合のモデルなど)、各章の補助教材(教えるときのスライドなど)で構成されています。
・各章のサンプルプログラム
・<チャレンジ><ステップアップ>の解答
・第7章で使うトレースシート
・第8章第9章の理解をさらに深めたい方へ
・指導の手引き
正誤表はこちらです。
(商品番号:B31100)