現代のマーケティングでは、データに基づく意思決定が当たり前になりました。実務の現場では、多種多様なデータ分析結果や数字が日々提示されます。それに対し、資料に載っているグラフの見た目や単純な平均値の違いだけを見て、「効果があった」「差がある」と判断してしまってはいないでしょうか。本来、その結果がたまたま生じたものなのか、統計的に意味のある違いなのかを正しく見極めるためには、適切な調査・分析とそのプロセスに対する理解が欠かせません。本連載では書籍『文系マーケターのためのゼロからわかる統計分析』からの一部転載や著者と識者の対談などを通じて、統計分析の大切さとその基本についてお届けします。