1989年、東洋(現三菱UFJ)信託銀行入社、おもに国際資金為替部・香港支店などで外国為替・通貨オプション・金利のディーリング業務などに従事。2000年、東北電力に転じ、電力取引立ち上げ、リスクマネジメント体制構築や各種リサーチなどを担当。09~12年の海外事業時代、京都プロトコル関連のプロジェクトに多数関与したことで地球温暖化問題に関心を持つ。その後、12年、インソース執行役員に就任、おもにビジネスパーソン向け研修の企画開発部門を管掌。15年、新日本(現EY新日本)監査法人エグゼクティブディレクターに就任、エネルギー関連業務に復帰。16年、KPMGコンサルティング入社、19年より現職。学習院大学経済学部経済学科特別客員教授(2005~07年)、国際公共経済学会監事(17~19年)・同理事(19年~)、北海道経済連合会 Society5.0 ワーキンググループ委員(20年~)。『まるわかり電力デジタル革命EvolutionPro』(編著、日本電気協会新聞部)ほか著書・論文多数。エネルギー関連をコア領域に、国際金融市場での経験、ファイナンス全般およびデジタルを含む情報通信テクノロジーなどの知見に加え、経営戦略・イノベーションから規制・制度設計などに至る広範な見識を有し、ビジネスの実務のみならずアカデミックの研究にも通じる。これまでのキャリアで得たものすべてをベースに、独特の複合的視点からアドバイザリーサービスを提供している。