内容紹介

ヒヤリハット事例の原因を分析し、どうリスクを回避すべきかを提示する“服薬リスクマネジメント”の実践書です。

不十分・不適切な服薬指導が原因で、患者に健康被害が生じた事例が出始めています。そうしたケースでは調剤過誤と同じように、薬剤師の法的責任が問われることにもなりかねません。
本書は、著者が独自に全国の薬剤師から収集した「ヒヤリハット事例」(事故には至っていないものの、ミスに気づいてヒヤリとしたり、ハッとした例)の中から、服薬指導の内容に問題があった123件を紹介。事例ごとに、なぜミスが起こったかその原因を一つひとつ分析し、患者に正しく薬を服用してもらうための指導のコツや具体的な指導例を解説しています。また、実際にあった患者の訴えや服薬ミス事例ごとに、回避ポイントをわかりやすく提示しています。
実際に起きたヒヤリハット事例をより多く知り、背景や原因からトラブル回避法を学んでください。

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