内容紹介

 機械設計の基礎となる「材料力学」。最近の事故などを見ていると,材料力学をきちんと身に付けてさえいれば防げた,と思われるものも少なくない。本書は,社会に出てあらためてその重要性を知り復習したいという方に参考になるように,事故事例を盛り込むなど実践を意識した内容とした。もちろん,材料力学を初めて学ぶ方にも手に取ってもらえるように,平易な書き方に努めた上,理解を助けたり本質を見極められるようワンポイント解説や注釈,イラストを多用した。さらに,演習問題を豊富に用意し,できるだけ丁寧な解答を加えた。かかる本書は「基礎編」「応用編」「実践編」の3部から成る。
 応用編では,材料力学を「武器」とする上では避けて通れない応力やひずみの座標変換などを取り挙げながら,弾性学や塑性力学,有限要素法といった材料力学の次のステップへの「布石」となることを狙った。
 ※本書は「再入門・材料力学」を再編成,加筆した書籍です。

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※本書に訂正があります。詳しくはこちらをご覧ください。
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