内容紹介

 ソフトウエア開発プロジェクトの中流工程において、「プロセスの状態を可視化(見える化)する方法」を実践的に解説しています。また、単にプロセスの状態を見える化するだけでなく、複合的な問題の根本原因を的確に探り当てる手法と、それを基に問題を改善・解決できるようにする手法まで解説しています。06年発行の「下流工程編」、07年発行の「上流工程編」、また今回同時発行の「中流工程編」の総集編となっています。
 「総集編」では「見える化」の具体的な考え方を述べるとともに、上流、中流、下流各工程の見える化手法の概要とツールの効果を述べています。また、問題プロジェクトの事例分析、見える化によるプロジェクト・ マネジメント、現在の企業におけるPMO(Project Management Office)の機能、組織の位置づけ、権限及びPMOのあるべき姿について述べています。
 本書は、PMO等のプロジェクト管理部門の立ち上げや若手プロジェクトマネージャの育成に悩んでおられる経営層、企画部門やプロジェクト支援部門の方々が、プロジェクト見える化手法やツールの全体像を把握するためのガイドブックとしても利用できるよう構成されています。


ITプロジェクトの見える化 ~上流工程編~

ITプロジェクトの見える化 ~中流工程編~

ITプロジェクトの見える化 ~下流工程編~