内容紹介

リスク回避のための服薬指導のコツを学べる「ヒヤリハット事例100」に加え、患者さんのよくある勘違いや、驚きの生活習慣などを集めた「ショートエピソード」も100件紹介。これまでにはなかった事例を惜しみなく公開。より多くの事例から、患者の勘違い・癖・生活習慣などを知り、トラブルの減少につなげることができます。

著者 澤田氏の元に全国から寄せられた実例は、薬局薬剤師なら誰でも遭遇し得る可能性があります。トラブルが起こった原因を時系列で解析し、未然に防ぐための回避法を提示しています。事例解説の最後には、口語体による服薬指導例を加え、より実地で役に立つ内容としました。

【著者からのメッセージ】
患者さんは一人ひとり、生活パターンも、体調も違います。薬剤師の視点から見ると、ヒヤリとしたりハッとしたりする、薬の誤用が多々起きています。薬剤師の予想を超える事態は、常に起こり得るのです。そうした事態を想定せず、不十分・不適切な服薬指導を行って健康被害が生じた場合、薬剤師の法的責任も問われかねません。本書は前作同様、服薬指導ミスによって起きた「ヒヤリハット事例」と薬学的知識に基づき、ミスを回避するために必要な指導のコツや指導例を解説しています。事故の未然防止に、ぜひお役立てください。
                   澤田 康文(東京大学大学院 情報学環・薬学系研究科 教授)

好評既刊


「服薬指導のリスクマネジメント」「服薬指導のリスクマネジメント2」「服薬指導のリスクマネジメント3」に続く、人気シリーズ4作目。現実に起きたヒヤリハット事例の背景や原因から、トラブル回避法を学んでください。