内容紹介

よく使う薬の主な副作用は覚えていても、他科で投与される薬との相互作用まで覚えるのは困難です。
薬の飲み合わせなら、すべてこの一冊で。必携のポケットガイド、待望の【第2版】です!

●糖尿病を治療中の患者で、低血糖に注意すべき薬の組み合わせは?
●グレープフルーツジュースで、代謝が阻害される薬は?
●Ca拮抗薬を使っている高血圧患者に要注意の抗菌薬は?
●NSAIDsと抗凝固薬は併用しても大丈夫? ・・・

薬の飲み合わせの影響と対処法を、わかりやすく解説
1981年の初版以来、世界で信頼されている書籍「Stockley's Drug Interactions」。世界中の文献から医薬品同士、医薬品と食品、飲料、ハーブなどとの相互作用に関して信頼できる報告を集め続けてきました。1792ページの大著となった原著第9版から、より手軽に処方内容のチェックができるようにエッセンスを抜粋した「Pocket Companion 2011」を翻訳した、医薬品相互作用データ集の決定版です。ぜひご活用ください。


◆【第2版】の主な特長◆
2008年の初版発行後に承認された薬のデータを収録
・わが国で販売されている医薬品の商品名と一般名の対応表を掲載
・一般名での索引を新たに収録


■主な薬品グループと医薬品の相互作用は1500種類以上
相互作用に関するエビデンスの短いサマリーと最適と思われる対処法をコンパクトに解説。その他、医薬品と食品、飲料、ハーブなどの相互作用も紹介。

■相互作用の危険度を4段階で評価し、アイコンで表示
相互作用の危険度を「生命にかかわることがある禁忌の組み合わせ」から「報告はあるが、臨床的に重大な影響を及ぼすほどではない組み合わせ」まで4段階で表示。


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<監訳者=澤田 康文 氏 プロフィール>
1974年東京大学薬学部卒業、1976年同大学院薬学系研究科修士課程修了。1979年東京大学助手、1980年薬学博士。米国国立衛生研究所(NIH)、東京大学医学部助教授、九州大学大学院薬学研究院教授を経て、2004年より東京大学大学院薬学系研究科教授。
専門は、薬物動態学、特に、医薬品適正使用と育薬に関する基礎と応用研究。臨床データ・エビデンスの収集・解析と医薬品情報の構築・提供に関する研究を行い、医薬品適正使用・育薬・プロダクトライフサイクルマネジメントを統合する「医薬品のライフタイムマネジメント」の考え方を提唱し、それを実施する人材育成を行う。
小社発行の主な著書に、「処方せんチェック虎の巻 改訂版」「服薬指導のリスクマネジメント」1~4などがある。