内容紹介
『日経メディカル』の好評連載「医師のためのパフォーマンス学入門」(2008年4月号~2010年9月号)をベースに、日常診療に必要なパフォーマンスの極意を、日本大学芸術学部教授で国際パフォーマンス研究所代表の佐藤綾子氏がわかりやすく伝授します。本書ケーススタディーが、大学医学部の入試問題に複数採用されるなど、メディカルパフォーマンスに対する関心や重要性はますます高くなっています。
ベテラン医師から研修医・医学生まで、コミュニケーション能力向上と、患者との信頼関係構築のために
診察室をメディカルパフォーマンスのステージとして明確に意識することで、患者・医師間のやりとりを本来、両者が求めてきた理想系へと近づかせることを目的としています。
患者の信頼を得るパフォーマンスの方法論をわかりやすく解説
診察室で患者の信頼を得るための身振り、表情、話し方、また患者の話の聞き方や相槌の打ち方といった「メディカルパフォーマンス」の具体的テクニックについて、著者自身の研究結果を踏まえながら解説します。
【聖路加国際病院理事長 日野原重明先生 推薦!】
「舞台上で演じられる音楽や演劇のパフォーマンスと同じように、医療の世界でもパフォーマンスは欠かせない。本書はその技(わざ=art)を教えてくれる格好の教科書だ」