内容紹介
「日経コンピュータ」で、2010年から2011年末まで、全53回連載された東京海上日動システムズ社長、横塚氏の名物コラム「SEよ大志を抱こう」がついに書籍化されました。本書では、SE一筋40年の横塚社長が、21世紀のSEに求められる条件について、自身の経験や現場の声を元に考えていきます。ここでいうSEとは、システム開発や運用に携わる人全体を指しています。ユーザー企業、システム子会社、ITサービス提供企業に関係なく、プロマネやリーダー、メンバー、あるいは設計、開発、テスト、運用などあらゆる立場や役割の方を対象としています。 「プロデュース思考」、「カスタマーエクスペリエンス」、「チャレンジ力」「組織の壊し方」など、これからのSEのあるべき姿や、SEという仕事の面白さに気づくためのメッセージが満載です。
「ありがとう」といわれるSEになろう。これが本書の目指すSE像です。システムの利用者から、「ありがとう」といわれること。これほどSEとしてうれしい瞬間はないのではないでしょうか。多くの利用者から「ありがとう」といってもらう。そのために、SEは何をどうしていくべきなのかを横塚社長と一緒に考えていきましょう。