内容紹介
いよいよ本番、社内のソフトウエア開発体制をどう構築するか2011年11月に車載電子システムの機能安全規格「ISO 26262」が正式発行して1年半が経過し、部品メーカーで、対応への動きが活発化しています。これまでも大手部品メーカーは、パイロットプロジェクトの試行などを通じて、対応への準備を進めてきましたが、ここに来て、完成車メーカーからの要求仕様に、ISO 26262への対応が正式に盛り込まれ始めており、全社への展開や、取引先への展開など、本格的な対応が求められてきています。
ISO 26262への対応で、特に多くのリソースを必要とし、社内の仕事の進め方を見なおさなければならないのが、ソフトウエアの開発プロセスです。日経Automotive Technologyは、ISO 26262の分野で多くのコンサルティング経験を積んでいるビジネスキューブ・アンド・パートナーズの協力を得て、6月18日に「ISO 26262 実践ガイドブック(ソフトウエア開発編)」を出版します。ソフトウエア開発プロセスにおいて、ISO 26262に対応するためには何が必要かを、体系的に学べる解説書となっています。
ISO 26262に対応したソフトウエアの開発プロセスについて、ソフトウエアのアーキテクチャの設計やソフトウエアユニット設計、ソフトウエアユニットのテストや、ソフトウエアの統合テストの手法などについて分かりやすく解説します。ISO 26262におけるソフトウエア開発への理解を深めるために、ぜひご利用ください。