内容紹介
OTC解説書の決定版。症状の見極め方や成分特性を薬効群別に解説。主要450製品をカラー写真で紹介します。
<本書のポイント>
● 薬効群別に、OTC薬の適応となる症状の見極め方、患者背景の聞き取り方を解説。
● 症状の程度・部位に応じた成分や剤形の比較・選択のポイント、チェックすべき併用薬や禁忌疾患も網羅。
● 薬効群ごとの主要製品をカラー写真で紹介し、各製品の特徴を分かりやすく明示。巻末には成分早見表も。
薬剤師によるOTC薬カウンセリング販売において、必須の知識とノウハウを網羅した実践テキストです。OTC薬を買い求めに来た患者に対し、適切なカウンセリングを行い、個々の症状に合ったOTC薬を選択・提案する薬剤師の役割はますます重要になっています。
好評既刊を全面リニューアル。新たに「足のむくみ改善薬」「月経前症候群治療薬」を追加し、薬剤師として知っておくべき主要製品も大幅に見直しました。薬効分類別に、「OTC薬の使用が適切かどうかを見極める」「症状に適した成分や剤形を探る」「避けるべき成分をチェックする」といったステップを踏んで、個々の患者へのアプローチの仕方を学べます。
OTC薬の選択・提案の根拠となるエビデンスやガイドラインを最新情報にアップデート。注意すべき基礎疾患や医療用医薬品との相互作用(飲み合わせ)、服薬指導や販売後のフォローのポイントなど、薬剤師の視点の生かし方について解説を一層充実させました。薬剤師のみならず、登録販売者にも多いにご活用いただけます。
訂正
本書第1刷の一部に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。●77ページ 表1、成分名メキタジンの配合できる剤形
<誤> 内服(1日3回) → <正> 内服(1日2回)
●77ページ 表1、成分名アゼラスチン塩酸塩の主な作用
<誤> Tmax0.6時間と立ち上がり早い → <正> Tmax4時間
●257ページ 表1、成分名クロモグリク酸ナトリウムの最大濃度(%)
<誤> 0.1 → <正> 1.0
●284ページ 左ブロック、【器質的疾患】の4行目
<誤> 腺機能亢進症 → <正> 甲状腺機能亢進症
●325ページ 1行目の見出し
<誤> STEP2 足のむくみの原因や程度から、適した成分や対処法を提案する → <正> STEP2 症状や患者背景に応じて、適した成分や対処法を提案する