内容紹介
親の想いを尊重しながらキレイに整理整頓見逃し厳禁の相続“特例”、仕組みはこれ
築年数が古くても貸して儲かるリノベーション...
実家を相続しても、空き家になりそう--。
こんな悩みを抱える「相続世代」に、
住む、貸す、売る、壊すという視点で活用を提案する一冊です。
親から引き継ぐ実家の悩みは多岐にわたります。
そんな実家の悩みを網羅的にとらえて一冊の本にまとめました。
親の気持ちをくみながら荷物を片づけ、建物を賃貸活用して、
特例制度で賢く相続をする。
本書にはそんなノウハウが詰まっています。
実家の問題をここから取り組んでみましょう。
【本書の主な内容】
■第1章/親の気持ち 尊重し活用に反映
実家を継ぐか?たたむか?
誰が関係するかを戸籍で確認
相続財産を調べる
実家で親をみとるのか
実家を「継ぐ」と決めたら
実家を「たたむ」と決めたら
終活の勧め
親が亡くなったら
葬儀を執り行う
■第2章/片づけ その手順と心構え
“片づけ”チェックリスト
遺品整理は生前から取り組むといい
選別作業は親と共感を持ちながら
親に言ってはいけないNGワード
亡くなった後の片づけ
片づけに対する男性と女性の違い
■第3章/不動産調査 価格や境界を把握
“不動産調査”チェックリスト
相続予定の不動産を把握する
不動産の登記情報を調べる
気付かずに相続している不動産を調べる
土地の境界線を調べる
実家の地価を調べる
実家にかかる税金を調べる
■第4章/相続税 手続きと得する特例
“相続税”チェックリスト
2015年、相続税増税の2大ポイント
子、祖父母、兄弟姉妹、法定相続人は誰か
相続手続きの節目は3カ月と10カ月
宅地の評価を8割減にできる特例も
贈与税は住宅資金の非課税措置に注目
■第5章/活かす4つの選択肢
“活かす”チェックリスト
増え続けるニッポンの空き家
判断の先延ばしが空き家を増やす
4つの選択肢で実家を生かせ!
住む●良質の住環境で暮らしを一新
貸す●性能確保と片づけが課題
売る●相続前後で納税額に2倍の違いも
壊す●解体を促す税制見直しに注意
■第6章/戸建てもマンションも 活用の具体例
長屋/京町家を月12万円の収益物件に
戸建て住宅/「木密」が新旧素材の融合でスタイリッシュな空間に
戸建て住宅/古さを愛される要素として魅力に変える
長屋/6坪の京町家をリノベして売れる物件に
戸建て住宅/続き間や縁側のある日本家屋を海辺の貸別荘に
戸建て住宅/所有者の想いを残しながら使う貸別荘
マンション専有部/築22年マンションを斬新なリノベ施し賃貸に
アパート/老朽アパートをデザイナーズ賃貸に
マンション一棟/築古賃貸が今や空き待ち120組の人気物件に