内容紹介
大手メーカーが販売するパソコンがデスクトップ型からノート型やテレビ型にシフトした今、安くて使いやすく高性能なデスクトップパソコンは自作するのが、性能面、快適性、コストのすべての点で現実的です。とはいえ、初めて挑戦する人、特にシニア層にとっては、丁寧で分かりやすい解説が不可欠です。自作パソコン関連の情報は雑多なものが多く、ネットを検索してもわかりにくいのが実情です。
本書では、パソコンを自作したことがない人でも、すぐに自作できるように、編集面で工夫を凝らしています。
いきなり自作を始めるのではなく、まず最初に「基本」と「最近の動向」を解説します。パソコン自作で高いハードルとなっているは、組み立てそのものではなく、パーツ選びです。性能や機能が日々更新されるため、スペックの見方を基本から学びます。
そして、最近はどんな製品が入手できるのか、パーツカタログを掲載します。秋葉原のショップなどで売れ筋の製品を中心に、多くのパーツを掲載しました。
その後、「安くて性能が高い」お薦めのパーツを使って、自作する手順を、初心者にも簡単に理解できるよう解説します。今回は、2014年末時点で入手できる最新パーツを用い作ります。自作ユーザーだけでなく、通販系メーカーのBTOパソコンを強化したいと思っているユーザーにも役に立つ一冊です。