内容紹介
日本は成熟した社会に移行した--。そんな言葉を聞いて久しいが、その日本を支えるインフラは、これから大きく変化を遂げようとしている。少子高齢化や人口減少、リスクが高まりつつある自然災害、財政難といった様々な課題を受け、将来の日本の姿を想定したインフラの再構築が始まっている。
本書では、そうした日本の社会や経済を根底から支える250のプロジェクトを紹介。事業の動向や計画などを臨場感あふれる写真や詳細な図面とともに示す。
インフラ産業や建設産業に携わるうえで必読の書です。
主な内容
第一部 日本大改造マップ
● 高速道路(新設)
● 高速道路(首都・近畿圏)
● 道路橋
● 一般道路など
● 鉄道(全国)
● 鉄道(東京圏)
● 空港・港湾
● ダム
● 河川
● 下水道・水路
● 海岸・離島
● 砂防・法面
● 地盤・造成
● 観光・文化
● まちづくり
● エネルギー
● プロジェクトデータ
第二部 日本大改造プロジェクト
道路
● 首都高速中央環状品川線大橋JCT整備 並行するシールドを非開削で一本化
● 首都高速道路改修 6300億円の巨大事業 ほか
鉄道
● リニア中央新幹線整備 9割弱はトンネル区間に
● 東海道新幹線改修 鉄道橋を使いつつ長寿命化 ほか
空港・港湾
● 羽田空港機能改善事業 跡形なく進む深夜の大改修 ほか
ダム
● 鶴田ダム再開発 堤体に日本一深くて長い管 ほか
河川・水路
● 阿賀野川堤防耐震化 横から杭をかわし地盤改良 ほか
海岸・離島
● 南鳥島港湾整備 国境最前線で難条件を克服 ほか
砂防・法面
● 甚之助谷地すべり対策 標高2000mの山ごもり工事 ほか
地盤・造成
● 陸前高田土地区画整理 土砂730万m3を運ぶ仮橋 ほか
観光・まちづくり
● 箱根西麓・三島大吊橋建設 最長吊り橋で狙う観光開発 ほか
エネルギー
● 権現ダム太陽光発電事業 7000枚のパネルを堤体に ほか
※詳細は目次をご覧ください