内容紹介

空き家だらけのまちを元気に!
これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。


【主な内容】

「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。
これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと建物の
使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。
それが、「リノベーションまちづくり」です。

本書は、著者が故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり、東京23区内で唯一の「消滅可能
性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を巻き込んで実践
してきたまちづくりの記録です。

CHAPTER1 ぼくの仕事はリノベーション
 ぼくのルーツ--らいおん食堂と建築家へのあこがれ
 社会へのまなざしと『リノベーション』という仕事
 リノベーションは建物のことじゃない

CHAPTER2 まちで暮らす、まちで働く
 ふるさとが『衰退』し始めた
 リノベーションまちづくりの第一歩
 東京の真ん中で子育て

CHAPTER3 リノベーションがまちを変える
 リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた
 家守の精神を現代によみがえらせる
 ほしい暮らしは自分でつくる

CHAPTER4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)
 この章の使い方
 小倉編--仲間を集めてまちを変える
 雑司が谷編--自分のまちで楽しく暮らす
 ぼくらのまちを探検しよう!

CHAPTER5 リノベーションで社会の課題を解決する
 都市でのこれからのリアルな暮らし
 この時代に建築家として働くということ
 リノベーションで次の社会をつくる

嶋田洋平本人によるあとがき
 「一歩踏み出す勇気にあふれた人たち」