内容紹介

大人気シリーズの第3版を緊急発行!2015年度 介護報酬改定に完全対応!
2015年4月の介護報酬改定をいち早く網羅!

地域包括ケアシステムの構築が本格化する中で、在宅医療は今後重要な役割を担うことになります。
2015年度介護報酬改定でも、在宅医療の充実を図る報酬体系の見直し、新たな施策の追加が行われました。
本書では、その改定内容をいち早く反映するとともに、在宅医療における重要93項目をピックアップ。
報酬の算定要件を満たし、質の高い在宅医療を提供するためには、診療・介護報酬、訪問看護療養費の各制度が複雑に絡み合う算定ルールを正確に理解することが不可欠です。
在宅専門診療所のパイオニアで、数多くの在宅患者を診療してきた、たんぽぽクリニックの永井康徳氏が、算定の“ツボ”を平易に解説します。

・新項目を多数追加!
・難病疾患一覧など参考資料を強化!
・全国在宅医療テスト過去問題を収録!

【本書のポイント】
● 各制度にまたがる複雑なルールを整理
● 豊富な図表で算定のポイントを紹介
● 医療保険制度の基礎知識が学べる
● 各項目を見開きでコンパクトに解説

【主な内容】
《総論》 在宅医療を巡る制度の動向と2015年度介護報酬改定
《第1章》 在宅医療に関する制度の基礎知識(14項目)
《第2章》 在宅医療の診療報酬(全38項目)
《第3章》 高齢者施設の入所者への在宅医療(全7項目)
《第4章》 訪問看護に対する報酬(全21項目)
《第5章》 訪問リハビリテーションに対する報酬・その他(全13項目)
《付録》 参考資料+全国在宅医療テスト過去問題と回答


全国在宅医療テストとは?
たんぽぽクリニックの経営母体である医療法人ゆうの森が、在宅医療の従事者を対象に年1回実施(これまでに全5回)。
職種、所属、地域などは一切問わず、事業所単位のほか個人での受験も可能です。内容は診療報酬、介護報酬、訪問看護療養費などの算定ルールがメーンで、本書は同テストの公式テキストとしてご活用いただけます。

内容訂正


本誌「5-1 訪問リハビリテーションの概要」に誤りがありました。

196ページの本文右段の上から6行目「以前は、リハビリ指示医は利用者を月1回診察しなければならず、主治医が自ら訪問リハビリをしていない場合、主治医も月1回の診察が必要だったが、2012年度介護報酬改定後は、両者ともに3カ月に1回の診察でよいこととなった。」とありますが、正しくは、「以前は介護保険では、主治医が他院の場合、診療情報の提供を受けた医療機関の医師も要介護者の診察が必要だったが、2015年度介護報酬改定で、主治医と密に連携して要介護者の情報を共有していれば診察しなくてもよくなった。」でした。

またこれに関連して、197ページ図1「主治医と理学療法士などが属する医療機関が異なる場合」の図にも誤りがありましたので、正しい図に差し替えたこちらのpdfファイルをダウンロードいただきご利用ください。

お詫びして訂正いたします。