内容紹介

クラウドとビッグデータ、人工知能などの情報通信技術(ICT)が、クルマの進化を見通す上で欠かせなくなってきた。クルマを通信ネットワークと連携させた「コネクテッドカー」による付加価値の高いサービスの創造、さらには昨今、注目度が高まっている自動運転車の実現には、高度なICTシステムが必要不可欠である。本書では、クルマの世界に劇的な進化および変化を与え得るクラウドやビッグデータ、人工知能などの情報技術について、クルマに関する動向や課題、今後の方向性を解説する。クルマに関わるエンジニアやマネージャーだけでなく、自動車分野で重要な技術を知りたいICT関係者に最適な書籍である。

下巻の「自動運転編」では、高度なICTやセンシング、人工知能といった、究極の移動システムの実現に必要な要素技術を解説する。また、米国NHTSA(米国道路交通安全局)が定義する自動化のレベル(Level 0~4)や、提唱する完全自動運転に向けた公道テストの有り方についても説明する。

※本書籍は2015年6月2日、6月16日開催の技術者塾『クラウド、ビッグデータ、人工知能がクルマの進化を促す-コネクテッド・カーとADAS/自動運転の今後』の内容を収録したものです。

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