内容紹介

世界中で広がる省エネルギー化の動きに後押しされて、機器の電力を制御するパワーデバイス(パワー半導体)の市場が着実に拡大しつつあり、その市場規模は2020年には3兆円を超えると見込まれています。それに合わせて、世界中のビジネスシーンで大規模なM&Aや新興企業の参入が相次いでいます。これまで日本企業や欧州企業が先行していたSiC/GaNなどの新デバイス分野でも、中国や米国の企業の積極的な参入が目立ち始めています。

パワーデバイスは産業機械やエネルギー変換装置、モーターを利用する家電製品など様々な用途に浸透しつつありますが、市場規模の大きさから見て、これからは自動車・電装市場に注目が集まっています。とくに電気自動車(EV)などの駆動用インバーターで採用が急増するとともに、EVやプラグインハイブリッド車(PHEV)用の急速充電スタンドや車載充電器などの需要も大きく伸びていくでしょう。

本書は、「日経エレクトロニクス」や「日経テクノロジーオンライン」、さらに自動車技術の専門誌「日経Automotive」が掲載したパワーデバイスに関する最新記事を多数収録。世界の企業の動きや製品開発動向、さらには自動車業界のロードマップなどを詳しく理解することができます。

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